
こんな疑問にお答えします。
人形作家 大高輝美先生のフェルトマスコット
みなさん、大高輝美(おおたかてるみ)さんってご存知でしょうか?
1980年代にフェルトマスコット手芸ブームが巻き起こりました。
その火付け役となった人形作家の先生です。
私もそうですが、その当時を知らない人でも、何かの場面で先生のお人形を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
先生のHPではたくさんのマスコットを見ることができ、ご健在ぶりが伺えます。
特徴あるデザインでやさしい雰囲気がとてもかわいい大高輝美先生の作品は、見てて癒されます〜。
そして2022年、フェルトのマスコット人形の本が復刻新版として発売されました。
大高輝美先生の過去の本はどれも増刷されておらず、これが発売されるまでは中古でしか手に入らないという状況でした。
なので、今回の発売は往年のファンの方だけでなく、先生を最近知った方にとっても朗報ですね。
表紙だけでもかわいい^^
フェルトマスコット作り初心者は、キットから始めるのがおすすめ
大高輝美先生デザインのものだけにとどまらず、
フェルトマスコットを初めて作る人、久しぶりに作る人はキットから始めるのが断然おすすめです。
キットのメリット
- 材料が全て揃っている(フェルトは図案通りに裁断済み)
- 使う分だけの材料が入っているため、余りの処分に困らない
- ひとつだけ作りたいなら、経済的
キットの魅力はなんといっても材料が全て揃っているという事です。
フェルトマスコットはフェルト以外にも刺繍糸等の細かい材料が多く、これらをひとつずつ揃えるとなると結構大変です。
個人的にはフェルトが型抜き済みなのが手を合わせたくなるくらいありがたいです(笑)
フェルトのカットって作品のシルエットを決める重要な作業なのですごく気を遣いますので。。。
ちなみにキットのデメリットを絞り出したので、一応挙げておきます。
キットのデメリット
- 気に入ったデザインがない場合がある
- たくさん作りたい場合、コストが割高になる
デメリットはこのくらいでしょうか。
デザインの細部までこだわりたい方や、量産したい方には不向きかもしれません。
とはいえ、一度基本の作り方の感覚を覚えておくためにキットを使ってみるのは断然アリだと思います。
作り方の感覚がわかれば自分好みのカスタマイズもしやすいですし、量産もよりスムーズに進められるはずですから。
おちゃめな女の子コレクション「テニスガール」
今回製作したフェルトマスコットは、先でご紹介した大高輝美先生デザインの『おちゃめな女の子コレクション』の「テニスガール」です。
このコレクション含め先生の作品キットのシリーズはだいぶ前のものらしく、現在は流通していない様子なので、ショップで全種類揃える事は難しそうです。
ですが、楽天市場ではキットがまだ数種類販売されていて、しかも破格です!
フリマアプリよりも安く購入出来たりしますので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
ちなみに残念ながら、現在テニスガールは在庫切れとなっています。
ですが、全種類はありませんがテニスガール以外のキットはまだいくつか販売されています。
どれもかわいいのでぜひ他の種類もチェックしてみてくださいね。
どうしても全種類欲しいという方は、フリマアプリやオークション等で出品されている時がありますよ。
A4サイズくらいのパッケージで見やすいです。
ボールチェーンまで材料が全て揃っています。ありがたい(笑)
型紙準備、フェルトカット等の下準備なく、すぐ製作作業に移れるのはかなり時短です。
パッケージの中には作り方の説明書がもちろん入っていますので、ご安心ください。
ステッチの方法等が、わかりやすく書いてあります。
意気揚々と作り始めました。
さて、製作時間はどのくらいでしょうか。
パッケージには製作時間:約3時間の表記ですが、約5時間かかりました
はい、意外と手こずりました!汗
難しかったところ
- 髪の毛を取り付ける構造がうまく把握出来ていなくてやり直しをした
- ラケットの枠が細く、接着剤で面の部分と綺麗に合わせることが出来ず、追加で縫いとめる処理をした
髪の毛用の毛糸を厚紙にぐるぐる巻いていくのですが、結局巻き直すハメに。
その後の製作工程をよく把握していなかったために起こったことです。反省。
ラケットも然り。枠と面の張り合わせがけっこうギリギリになる構造です。
説明書通りだと接着剤で張り合わせて済むところがどうも心許なく、縫いとめる処理を追加しました。
なので、パッケージに表記してある製作時間が嘘というわけではないです(笑)
このデザインの構造を正しく理解してスムーズに縫い進められれば、3時間で完成できるかと思います。
そして今回のマスコット作りのポイントはこちら
マスコット作りのポイント
- 綿はお腹いっぱいになるくらいぎゅうぎゅうに詰める(中で均等に行き渡るように少しずつ詰めていきましょう)
- お顔のパーツは見本の写真をよく見て仕上げる(自分が納得いくまでやり直す気持ちで)
大きなポイントは以上です。
綿はたくさん詰めても結構余ったので、思い切り詰めてしまってOKです。
ただし、カチカチになるまで入れるのはやりすぎですよ。
手こずりながらも、ひとつひとつパーツをちくちく作り上げていく作業はとても楽しかったです。
完成品はこちら
そして完成した作品はこちらです。
かわいい〜!
後ろ姿もかわいいです!
そして自分で作ると、より一層の達成感と愛着が湧きますね。
パッケージと比較してみました
パッケージの写真と同じように作れるかどうかは気になるところですよね。
ということで、パッケージの写真と今回出来上がりのものを並べてみました。
どうでしょうか?
細かいところをよく見るとパッケージと違うところは所々ありますが、全体として見た時に個人的には納得のいく仕上がりでした(ラケットを除いては・・・)。
このように、手縫いで仕上げるフェルト作品は、どうしても微妙なズレが生じてきます。
もちろん数をこなしたりして技術の精度を上げていけば、そのズレは小さくなっていきます。
ただし、機械のように寸分狂わず作り上げる、というよりは、
その作品それぞれの微妙な風合いの違いを楽しむ、といったことも考えのひとつとして留めておいていただけたらいいなと思います。
本来のデザインとあまりにもかけ離れた仕上がりになってしまった場合は、残念ですがやり直しましょう(笑)
自分の納得のいくかわいさを目指しましょう!
最後にテニスグッズ達と一緒にカシャッ。
まとめ
現在は色々なキャラクターやモチーフのフェルトキットが販売されています。
材料が全て揃っている手芸キットは失敗しづらいですし、おすすめです。
大高輝美先生作品をもっと知りたい!という方は本もチェックしてみてくださいね。